放射性物質配合剤


イブリツモマブチウキセタン(商品名 ゼヴァリン)、分子標的薬です。
CD20マウスモノクローナル抗体に、放射性物質を結合した抗がん剤とされています。

 

ゼヴァリンは,世界初のRI (アイソトープ)標識抗CD20モノクローナル抗体です。
集積部位の確認(治療の適格性の確認)には,ガンマ線を放出する放射性同位元素であるインジウム111In)を抗CD20修飾抗体であるイブリツモマブチウキセタン(遺伝子組換え)に標識調製して使用します。
治療用には,ベータ線を放出する放射性同位元素であるイットリウム90Y)を抗CD20修飾抗体であるイブリツモマブ チウキセタン(遺伝子組換え)に標識調製して使用します。


抗悪性腫瘍剤 劇薬 処方せん医薬品 ゼヴァリン
インタビューフォーム 2011年8月 改訂 第7版 2頁
製造販売元(輸入) バイエル薬品㈱
発売元 富士フイルムRIファーマ㈱

 

ゼヴァリンインジウムは治療の適格性の確認で投与され、適合と判断された場合はゼヴァリンイットリウムが治療剤として投与されます。
実際の治療においてはリツキサンが併用で投与されます。
ゼヴァリンの標的もリツキサンと同様、CD20抗原ですが、細胞傷害作用に放射線照射が加わる事に特徴があるといえます。

抗腫瘍効果が期待できる反面、被爆による影響も懸念されます。


放射線曝露による生殖細胞障害の可能性がある...
(中略)
また,イットリウム(90Y)イブリツモマブ チウキセタン(遺伝子組換え)注射液を投与後,精巣で高い放射線量が検出されている...


同インタビューフォーム 59頁

 

ゼヴァリンによる放射線被爆の影響で、発癌を引き起こすきっかけとなる可能性もあります。

 

海外において,本品を投与された患者に,急性骨髄性白血病,骨髄異形成症候群が発生したとの報告がある。


ゼヴァリン 添付文書
2012年10月 改訂 第8版 4頁
発売元 富士フイルムRIファーマ㈱
製造販売元(輸入) バイエル薬品㈱

 

放射線発癌は、イニシエーター(発癌のきっかけ)として作用すると考えられています。

 

発がんの多段階モデルでは、放射線の発がんはイニシエーターとして作用する
がん化にはプロモーション、プログレッションの過程を必要とするため、放射線発がんには潜伏期が存在すると考えられる。


『医学教育における被ばく医療関係の教育・学習のための参考資料』
独立行政法人 放射線医学総合研究所 平成24年4月 28頁

 

「本品を投与された患者に白血病が発生した」ならば、ゼヴァリンは発癌を促進する作用(プロモーション作用)も有している可能性があります。
ゼヴァリンもリツキサンと同様、CD20マウスモノクローナル抗体であるならば、投与によって炎症性サイトカインが分泌されると考えるのが妥当ではないでしょうか。
発癌リスクの回避を望む患者さんを思いやるなら、ゼヴァリンは発癌プロモーターなのか、検証が必要です。


製薬会社はゼヴァリンの中期発がん性試験を実施しなさい!
( -д-)ノ コラー

医師はゼヴァリンの発癌リスクを患者に説明しなさい!
o(*≧д≦)o

 


異種抗体配合剤がんの誘発