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説明義務違反


みなさん、はじめまして。
私は当サイトの管理人、Twitterでは「セントラルドグマ」、または「イニシエーター」というユーザー名でつぶやいています。
セントラルドグマという用語を見て、アニメ「エヴァンゲリオン」を連想する方もおられるかと思いますが、当サイトに掲載されている情報は、それとは全く関係ありません。
ここで述べるセントラルドグマとは、分子生物学における概念とされているものです。
学問が苦手な管理人にとって、分子生物学などという難しそうな用語は、本来であればそれが取り上げられる話題に触れることすら避けたいと感じるものです。
ですが、そのような話には興味が無い、とは言っていられないのかもしれません。
なぜなら、管理人を含めた多くの一般人にとって、重要な関心事項である「がん」という病気を知ろうとする上で、そして、その治療の選択を決断する上で、重要な概念であるからです。


分子生物学におけるセントラルドグマとは、「タンパク質を合成する過程が生命である」という概念。
そして、がん治療で使用される抗がん剤が、「タンパク質を合成する過程に影響をあたえ、発癌をうながす」物質であるという事実。


1984年に出版された大木幸介さん執筆の書籍、 『毒物雑学事典―ヘビ毒から発ガン物質まで』(講談社)は、がん治療について考える私たち患者側に、ヒントを残してくれています。
そのヒントとは、抗がん剤治療を受ける決断を左右しうる、重大な情報を示唆するものです。
その重大な情報を、患者さんに伝えていないがん専門医にとって、科学の権威により執筆されたこの書籍の存在は、さぞかし不都合と感じるに違いありません。
管理人は、製薬会社、研究機関、科学の権威である方々によって作成された複数の資料を根拠に、抗がん剤の多数がその毒性の強さにおいて強陽性を示す「遺伝毒性発がん物質」であると確信しています。
そして当サイトはこの事を、がん専門医の大半が患者さんに説明していないと主張します。


その他の注意
動物実験でドキソルビシン塩酸塩及び関連化合物は遺伝毒性及び発癌性を有することが示されている。


抗悪性腫瘍剤 劇薬
処方せん医薬品 ドキシル(ドキソルビシン塩酸塩)
添付文書 2012年12月 改訂 第4版 5頁
製造販売元 ヤンセン ファーマ㈱

※引用文献中の文字への着色は、全て当サイトによるものです。


これは、ドキシルという抗がん剤の添付文書の記載です。
添付文書とは、製薬会社によって作成される薬剤の医師用説明書で、通常は患者さんに手渡される事はありません。
患者さんには「おくすりの手引き」のような、患者用の説明書が渡されますが、可愛らしいイラストは載っていても、肝心な事が記載されていません。
添付文書は、左側メニュー、データの検索「添付文書」から入手できます。
ドキシル添付文書の 5ページ目、右上あたりに、引用した記載があります。
国内において、再発卵巣がん適応としてのドキシル承認が求められ、15万人の署名が集まり、2009年に承認されました。

ドキシル添付文書に記載されている「遺伝毒性」という用語こそ、抗がん剤が有する発癌リスクを考える上で最も重要なキーワードです。
セントラルドグマにおける一連の流れ「タンパク質合成」を阻害する作用であり、抗がん剤を発がん物質たらしめている性質でもあります。
「遺伝毒性」とは何か、「がん」とは何か、「セントラルドグマ」とは何か、そしてそれらが抗がん剤とどのように関係するのか、ということについては当サイトにおける以下のメニューで述べています。

 

当サイトメニューの一部抜粋
メニュー分類
メニュー名称
メニュー内容
抗がん剤の種類
「遺伝毒性」とは何か。
抗がん剤の有する遺伝毒性(変異原性)が「強陽性」である事を裏付ける資料の明示。
抗がん剤の効果
遺伝毒性発がん物質は、種々の変異原性試験で陽性を示す。
抗がん剤の多くが遺伝毒性を有する事を裏付ける資料の明示。
化学療法
「がん」とは何か。
遺伝毒性試験において、抗がん剤の有する遺伝毒性が「強陽性」である事が明記された資料の明示。
「セントラルドグマ」とは何か。
遺伝毒性によってタンパク質合成が阻害され、発がんを引き起こす原因となる事を裏付ける資料の明示。
患者中心の医療
遺伝毒性発がん物質は、「どんなに少ない量でも発がんの原因となると考えられている」という事が明記された資料の明示。
Twitter
抗がん剤の有する発癌リスクが、患者さんに説明されていないであろう現状について、著名な医師に意見を伺う事ができました。

 

一応、当サイトはページ順(このトップページ → イペリット → 化学兵器…)に従ってのメニュー閲覧を想定してサイト作成しておりますが、どのメニューから閲覧しても、概ねご理解頂けると思います。

ここで強調しておきたいのは、当サイトは抗がん剤治療(化学療法)の有用性を否定するサイトではない、という事です。
当サイトが問題とするのはあくまで、抗がん剤が有する発癌リスクの高さを、患者さんに伝えずして化学療法を勧める、がん専門医の「説明義務違反」にあたりうる行為、この一点のみです。
これは言い換えれば、化学療法の実施は十分に説明が尽くされて初めて正当化しうる、という主張でもあります。

抗がん剤が有する発癌リスクの高さは、決して周知の事実ではありません。
これまで、テレビや新聞などで報道される事が、ほとんどありませんでしたし、厚生労働省や医療業界が世間一般に対して、広く伝える活動をした形跡も見当たりません。

がんで死にたくないと考える患者さんは、発癌リスクを極力、回避したいと望まれるでしょう。
その為にタバコやお酒を控え、食事、飲料水にすら気をつかうなど努力しておられます。
そのような患者さんに対し、医師が抗がん剤を勧める際、それが有する発癌性について説明したとするならば、患者さんが受ける衝撃は並大抵ではありません。
予測される反応は様々で、驚き、動揺、混乱、怒り、あるいは許容もあり得るでしょう。
いずれにせよ、説明がなされているのであれば、何らかの反応を示すのは確実で、それに対する患者さんからの情報発信があってしかるべきです。
しかし、それがどこにも見当たりません。

がん専門医の大半が、抗がん剤を勧める際、発癌リスクを説明していないのは明らかではないでしょうか。
がん患者の大多数にとって、薬剤が有する発癌リスクの高さは、その投与を受ける決断を左右しうる重要な情報であり、説明義務の範囲に含まれるのは必然です。

がん専門医が患者さんに化学療法を勧める際は、抗がん剤の有用性(治癒、延命効果、腫瘍の消失または縮小、苦痛緩和など)を強調すると共に、その発癌リスクの高さも説明した上で、患者さんと共に考え、最善の選択を模索するのがインフォームド・コンセント(説明と同意)のあるべき姿でしょう。


がん患者であれば、極力、発癌リスクの回避を望まれると思いやるのが当然。
化学療法にそのリスクを高める恐れがあるなら、事前説明が必須なのも当然。

みなさん、そうは思いませんか?

 


イペリット